2015.7.16
architecture は新築としての建築行為だけではない
私はどのようなことも、architecture に繋がるなら同じではないかと考える。新規に建てる事も建て替える事もリノベーションする事も、場の創造的行為にかわりないという認識だ。現在の日本で多くの空き家が増えている。あまりに痛んでいるものは早期に解体撤去することが街の為であろう。しかし、かなりの使える物件については、リノベーションして活かす事が良いと考える。人口減少時代の日本では、もはや増やす事はできるだけしない方が良いと思える。環境的にも経済的にもまちづくりとしても。空き家問題を解決に近づける為には、できるだけ無用な新築を減らし、既存の建物の利活用を進め、解体すべきものは早期にする。これが基本的なスタンスである事は論をまたない。マンションは別として一戸建てに関してはユーザーの選択枝となれるような体制づくりが求められよう。